1980-11-18 第93回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
次に、第二の問題点は、保険料負担及び窓口における一部負担の増大を図る等の当面の財政対策を中心とする改正点、すなわち、保険財政対策至上主義の改正ではなくして、国民医療の肥大化に歯どめをかけるための総合的、抜本的な施策の確立を行うことが必要であるというふうに考えます。
次に、第二の問題点は、保険料負担及び窓口における一部負担の増大を図る等の当面の財政対策を中心とする改正点、すなわち、保険財政対策至上主義の改正ではなくして、国民医療の肥大化に歯どめをかけるための総合的、抜本的な施策の確立を行うことが必要であるというふうに考えます。
これがほとんど実行されない現状で保険料のみならず一部負担まで引き上げるなど、総合的、抜本的な施策を後回しにした保険財政対策至上主義の本改正案には断じて賛成できないのであります。 私は、何ゆえに本案に賛成できないのか、具体的に明らかにしつつ質問をしたいと思います。